【原神】PS4版サービス終了に伴うPS5版との違いと移行の留意点

『原神』は、HoYoverse(旧miHoYo)が提供するオープンワールド型アクションRPGです。広大なファンタジー世界「テイワット」を舞台に、プレイヤーは元素を操るキャラクターたちを操作しながら冒険を進めていきます。高いグラフィック品質と自由度の高い探索要素、マルチプラットフォーム対応によるクロスプレイ環境が特徴で、世界的に高い評価を得ています。
サービス終了までのスケジュール
- 2025年9月10日 7:00:PS4版のPS Storeでの配信終了
- 2026年2月25日 7:00:創世結晶などの課金コンテンツ提供終了
- 2026年4月8日 7:00:PS4でのログイン不可・アップデート終了
PS4版とPS5版の比較表
私は当初PS4で原神をプレイしていましたが、現在はPS5への移行後にプレイを継続しています。以下は両プラットフォームの主な違いを整理した比較表です。
項目 | PS4版 | PS5版 |
---|---|---|
ロード時間 | 約15〜25秒 | 約1〜3秒(高速SSD) |
フレームレート | 最大30fps(不安定な場面あり) | 最大60fps(安定) |
グラフィック設定 | 中設定(1080p) | 高設定対応(最大4K) |
描画距離 | 遠景が省略される | 遠景まで明瞭に描画 |
エフェクト描写 | 処理落ちが起こりやすい | 滑らかに表示 |
コントローラー | 振動のみ | DualSenseの触覚フィードバック対応 |
比較画像:PS4版とPS5版のビジュアル差




左:PS4版 / 右:PS5版。
静止画ではわかりにくいですが描画距離・光源・エフェクトに明確な差が見られます。マップ上での草や花の表示数やスメールシティや璃月港でのNPCの表示数にも違いがあります
実際の使用感
移行後、最も顕著な違いとして実感したのがロード時間の短縮です。ワープ移動やダンジョン突入時の待機時間が数秒以内に収まり、テンポが大きく向上しました。
稲妻やスメールの高負荷エリアでもフレームレートが安定し、戦闘時のエフェクト描写も滑らかです。
特に深境螺旋や幽境の激戦といった高難易度コンテンツにおいては、60fpsの安定動作により攻撃・回避入力が正確に反映され、複数の敵が一度にスキルを展開しても処理落ちなくストレスフリーなプレイが可能です。
DualSenseの触覚フィードバックによって、足音やスキル発動時の振動が詳細に再現され、探索や戦闘時の没入感が増します。必要に応じてこの機能をオフにすることも可能です。
データ移行について
HoYoverseアカウントを連携していれば、進行状況・キャラクター・所持アイテム・課金履歴など、すべてのデータをPS5にそのまま引き継ぐことが可能です。
私自身もPS5にログイン後、同一アカウントでスムーズにプレイ継続でき、追加の設定などは不要でした。PC・モバイルとのクロスセーブ機能も維持されます。
PS5本体の購入時に確認しておく点
- 通常版はディスクドライブ搭載でパッケージソフトやBlu-ray利用に対応。
- デジタル・エディションは約7,000円安く、ダウンロード中心の利用に適しています。
- ただし、中古ソフトの売買や限定版パッケージを利用したい場合は通常版が安心です。
- 本体サイズが大きく、設置スペースを事前に確認しておく必要があります。特に縦置き/横置き対応のスペース確保が重要です。
- 初期設定時にはPS4からのデータ転送が可能。Wi-Fiまたは有線ネットワーク経由でスムーズに移行できます。
- 本体が稼働中は熱を持つため、通気性の確保と設置環境に注意が必要です。
- 薄型モデル(Slimタイプ)は静音性・省電力性が向上しており、中古よりも家電量販店での新品購入がおすすめです。
まとめ
原神のPS4版は2026年4月8日に完全にサービス終了します。今後も継続してプレイを希望する場合、PS5版は事実上の標準となります。
PS5版ではロード時間・フレームレート・描画品質のすべてでPS4版に比べて明確な改善が見られ、特に高難度コンテンツでの体験が安定している点は重要です。
一方、PS5本体の購入にあたっては、設置スペースやモデル選択、移行手順に関する準備を事前に行うことが、スムーズな移行につながります。
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