本記事では、恒常星5キャラクター「ディシア」の育成方法を初心者向けに解説します。
ディシアは炎元素の両手剣キャラで、攻撃も耐久補助もこなせる多機能型です。しかし「できることが多すぎて、結局どう育てればいいの?」と迷いやすいキャラでもあります。
そこで今回は、ディシアを活かすための育成方針を「爆発型(アタッカー寄り)」と「スキルサポート型(耐久補助寄り)」に分けて解説します。
基本情報

- 名前:ディシア
- 元素:炎
- 武器種:両手剣
- 役割:メイン/サブアタッカー・耐久サポーター
- 入手方法:恒常祈願・イベント祈願(すり抜け)
特徴・強み
- 元素スキルで範囲炎ダメージと「ダメージ肩代わり+中断耐性」を付与できる
- 元素爆発で広範囲に炎ダメージを連発できる
- アタッカー・サポーター両方の役割を担える
- 恒常星5なので入手機会が多い
元素スキル・元素爆発
元素スキル「熔鉄流獄」

一定範囲に「浄焔剣獄」領域を展開します。領域内にいるキャラは中断耐性が上がり、受けたダメージの一部をディシアが肩代わりします。さらに、このスキルは再発動で位置を移動可能(再設置可)なので、敵の位置や味方の動きに合わせて柔軟に対応できます。ただし、炎元素の付着頻度はそれほど高くありません。
元素爆発「炎哮獅子咬」

ディシアが「熾炎獅子」状態になり、自動で熾鬣拳を連続放ちます。終了時には追加の残火蹴を繰り出します。
ただし、行秋や夜蘭などの通常攻撃判定に反応する追撃サポートは、この爆発中には発動しません。そのため、通常連動型の追撃では蒸発反応を狙うのが難しく、爆発火力が伸びにくい点には注意が必要です。
器用貧乏と言われる理由
ディシアはアタッカーとサポーターの両方をこなせる設計ですが、その分どちらの役割も突出していないのが課題です。元素爆発は範囲攻撃として便利な一方、追撃サポートが発動しない仕様のため火力が伸ばしにくく、炎アタッカーとしては物足りなさを感じやすいです。耐久サポートとしても、シールドや回復キャラのような明確な防御手段ではなく、肩代わり効果は補助にとどまります。さらに、炎付着の頻度が低いため反応起点としての役割も限定的です。
こうした理由から「万能だけど尖っていない」と評価されやすく、器用貧乏と呼ばれることがあります。ただし、中断耐性付与やダメージ肩代わりといった独自のサポート性能は確かに存在するため、快適性を重視する編成では活躍の余地があります。
このように性質を理解したうえで「爆発型」か「スキルサポート型」に育成方針を分けることが大切です。
爆発型ビルド
元素爆発をメイン火力として運用する型。攻撃力・会心系を重視し、絶縁セットなどで火力を伸ばします。
- おすすめ武器:葦海の標(星5)、赤角石塵滅砕(星5)、西風大剣(星4/爆発回し重視)
おすすめ聖遺物(爆発型)
- 絶縁の旗印(4セット)
元素チャージ効率を火力に変換でき、爆発主体のディシアと最も相性が良いセットです。
おすすめメインオプション(爆発型)
- 時計:元素チャージ効率 or 攻撃力
- 杯:炎元素ダメージ
- 冠:会心率 or 会心ダメージ
チャージ効率は200%を目安に確保できると爆発が安定します。
おすすめサブオプション(爆発型)
- 元素チャージ効率
- 会心率・会心ダメージ
- 攻撃力%
まずはチャージ効率を優先し、次に会心系と攻撃力を伸ばすと火力が安定します。
スキルサポート型ビルド
元素スキル「熔鉄流獄」で展開する「浄焔剣獄」を活かし、肩代わりと中断耐性付与で味方を守るサポート型。主に継続的な炎元素付着を利用し、燃焼反応との相性が良いのが特徴です。
- おすすめ武器:西風大剣(星4)、祭礼の大剣(星4)
おすすめ聖遺物(スキルサポート型)
- 千岩牢固(4セット)
HP上昇と味方への攻撃力バフを同時に行えるサポート向きセット。 - 教官(4セット)
元素熟知を全体に配れるため、燃焼編成など元素反応を狙うパーティで有効です。
おすすめメインオプション(スキルサポート型)
- 時計:HP% or 攻撃力
- 杯:HP% or 炎元素ダメージ
- 冠:HP% or 会心率・会心ダメージ
基本はHP%で安定性を高め、火力を補いたい場合は杯・冠で炎ダメージや会心系を選択するのも有効です。
おすすめサブオプション(スキルサポート型)
- 元素チャージ効率
- HP%
- 会心率・会心ダメージ
肩代わりを安定させるためHP%を意識しつつ、爆発回転用にチャージ効率も確保すると快適です。
天賦優先度
- 元素スキル:肩代わりと炎元素付与の基盤になるため優先。
- 元素爆発:爆発型で使うならスキルと同等に強化。
- 通常攻撃:優先度は低い。
固有天賦
陽の射す正道:日中(6時〜18時)にチーム全員の移動速度+10%。
惜しみなき扶翼:熔鉄流獄・剣域熾焔、または炎哮獅子咬で浄焔剣獄を回収してから6秒間、ディシアが赤鬣の血によるダメージを受ける際、そのダメージ-60%(2秒ごとに1回のみ)。
さらに熔鉄流獄・浄焔怒涛を発動後9秒間、チーム全員に「熔金の躰」状態を付与。浄焔剣獄内にいるキャラは追加の中断耐性を獲得する(18秒ごとに1回のみ発動可能)。
至誠の尊崇:HPが40%未満の時、HP上限の20%を基に自身を回復。さらに10秒間、2秒ごとにHP上限の6%を基に継続回復する
命ノ星座(凸効果)
凸数 | 効果 | 評価 |
---|---|---|
1凸 | HP上限+20%。さらにHP上限を基準にダメージ強化: ・スキル:HP上限の3.6%分 ・炎哮獅子咬:HP上限の6%分 | |
2凸 | 元素スキルの継続時間+6秒。 領域内で攻撃を受けると、次の追撃ダメージ+50%。 | |
3凸 | 元素爆発Lv.+3 | |
4凸 | 元素爆発の連撃時、元素エネルギー1.5回復。さらにHP上限の2.5%分回復。 | |
5凸 | 元素スキルLv.+3 | |
6凸 | 元素爆発の会心率+10%。 連撃中に会心すると、連撃の会心ダメージ+15%、継続時間+0.5秒。 (0.2秒ごとに1回、最大+2秒、会心ダメージ+60%まで) |
ディシアは2凸と4凸で扱いやすさが大きく変わり、領域維持や耐久サポート性能が安定します。
6凸まで進めると火力面が飛躍的に強化され、メインアタッカーとして戦える性能に到達します。
無凸でも役割は果たせますが、凸を進めることで順当に強化されていきます。
まとめ

ディシアは「爆発型」と「スキルサポート型」で育成方針を分けて考えるのが最適です。突出した火力や耐久力は持ちませんが、中断耐性や肩代わりといった独自の快適性は確かに存在します。
初心者にとっては「何をさせるか」を明確に決めて育てれば、幻想シアターや螺旋でも安心感を与えてくれるキャラになります。

編成例:燃焼編成
ディシアを活かしやすいのは、草元素を主軸にした燃焼編成です。特に燃焼運用で使う場合はエミリエとの相性が良く、草付着を安定させつつ裏からの炎付与で燃焼反応を維持できます。
- エミリエ:草サポート。継続的な草元素付与で燃焼を維持しやすい。
- ディシア:耐久補助。元素スキル「熔鉄流獄」で炎元素付着と中断耐性を提供。
- ベネット:炎バッファー兼ヒーラー。回復と攻撃力バフで編成を安定させる。
- キィニチ:草アタッカー。燃焼ダメージを伸ばす火力枠として有効。
編成のポイント:
エミリエが草元素を安定供給し、ディシアが耐久を補助、ベネットが回復と火力支援を担当します。キィニチを加えることで草火力を底上げでき、燃焼ダメージを効率よく伸ばすことが可能です。

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